意識変革プログラム・研修は、主にミドルマネージャーや若手リーダー層に向けて、周囲に変化を求めるのではなく、自らが率先して起点となることで変化を創り、自組織にとって望ましい結果を生み出すための取り組みです。
現状とは異なる結果を生み出すためには行動変容が必要です。そして、行動変容を促すのは意識の変容です。過去から形成された成功パターンや思考の枠組みを見つめ直し、現状に照らした最適解を導くための意識変革を支援します。
実施概要
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期間
1日~3か月
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回数
1日(終日)の単発研修から連続プログラムまで対応可
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対象
部長、課長、若手リーダー層
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テーマ
- 権限移譲
- 部署のES・エンゲージメント向上
- チーム力向上
- リーダーマインド醸成
- 部下育成 など
弊社サービスの特徴
弊社の意識変革プログラム・研修の特徴は、「メンタルモデル」という概念を用いて、対象者の意識変革に取り組みながら、行動と結果を変えることを目指す点です。メンタルモデルとは、過去から形成された思考の枠組みや前提を指し、その人の行動に大きな影響を及ぼすものです。例えば「良い意思決定は常に上司からされるもの」というメンタルモデルを無意識的に持っている上司は、部下の意見やアイデアを軽視する行動をとる傾向にあるかもしれません。こうした状態で、「部下の意見をよく聞くように」と周囲からフィードバックを受けたとしても、当人のメンタルモデルが作用し行動変容は起こりません。人の最も大きな変化は「私たちの顧客への価値は〇〇することである」、「営業とは〇〇である」、「部長としてやるべきことは〇〇である」といったA=Bの公式に変化が生じる時です。つまり、深いレベルで意識の変化が起こった際に、自ずから行動変容が起き始めることとなります。
意識変革において重要なことは、対象者自身がまず自分の前提や行動に関して、理想と現状にギャップがあることを理解することです。そのために有効なのが、組織開発の大家であるビル・トルバート氏が、発達理論や行動科学をベースに生み出した手法である「アクション・インクワイアリー」です。アクション・インクワイアリーでは、人の前提(=メンタルモデル)・行動・結果と、現状・理想の掛け合わせにより6マスから成るマトリックスを用いてワークを進めることで、自分自身が持つメンタルモデルとそれを手放す重要性に気づくことができます。
弊社では、アクション・インクワイアリーを始めメンタルモデルを扱う各種手法やワークを組み合わせ、意識変革を中心においたプログラム・研修設計をすることで、パフォーマンスやエンゲージメントの改善など組織にとっての望ましい変化を創り出すことを支援します。
意識変革プログラム・研修の進め方・実施ステップ
意識変革プログラム・研修の一般的な進め方は下記となります。
- 上長・人事への
ヒアリング - プログラム・
研修の実施 - 現場での
行動変容の
実践 - 実践の
振り返りと
フィードバック
- ↓上長・人事へのヒアリング
- ↓プログラム・研修の実施
- ↓現場での行動変容の実践
- ↓実践の振り返りとフィードバック